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世界中から観光客が訪れるパリのホテル代は高い。そして物価も高い。スペインの方がぜんぜん安かった。カミーノへ来る日本人も、大きくはパリ経由の人と、マドリード経由の人とに分かれると思うが、カミーノを終えて少し観光をと考えているならば、マドリードの方が断然お手頃。といっても、マドリードは都会なのでカミーノ巡礼で経由する都市よりも割高だが、まだパリよりはましだと思う。

そういうことがあっても、私はパリを周りたかったのでパリ経由にしたのですが、長旅なので節約できるところは節約したい。バックパッカーの旅って安上がりに見えるけど、結局長くいればいるほどお金がかかるもの。安上がりなのではなく、安く上げているのです。ということで、今回は素敵なゲストハウスを見つけました。

私がお世話になるのは、日本人女性専用ゲストハウスぽむぽむさんです。パリのアパルトマンを改装したゲストルーム。個室もあるけれど、シェアルームにしました。シェアと言っても、アルベルゲとは違う。さすが日本人、そして女性専用とあって、静かで清潔、快適!

この時に滞在していた日本人女性は、パリの日本食レストランで働き始めるのでアパートが見つかるまで滞在しているという方、岡山から初の海外一人旅でやってきた方、イタリア・パリ・スペインと旅して周っている方、1ヶ月のパリ後、友人のいるバリへ行くという方。それぞれがいろいろな目的で滞在していて、面白かった。

ゲストハウスといっても、オーナーさんがいて皆んなでわいわいするタイプではなく、チェックインの際オーナーさんから鍵をもらって説明を受けたら後は自分で。チェックアウトの際、鍵をポストに返却するので、オーナーさんとは最初に顔を会わすだけという効率のいいシステム。キッチン、冷蔵庫あり。鍵付きのロッカーあり。日本の固定電話への電話がなんと無料!という便利さ。

ホテルに泊まるのもいいけれど、パリなら住むようにアパルトマンに泊ってみたい。今回はゲストハウス形式だけど、場所は普通にアパルトマンです。食費が高いパリだから、キッチンを使えるのも魅力的。だから、今、世界で広がっている現地で暮らすように滞在できる airbnbとか、only-apartmentsも面白そう。(ただし、個人同士の契約の場合、トラブルも多そうなので自己責任でお願いします)

パリのホテルの場合、三ツ星でも「えっ?これで三ツ星!?」と思うホテルもあります。浴槽なしのシャワーだけ、エレベーターなしの階段だけ、アメニティもシャンプー・石鹸のみ、湯沸かし器なし、金庫なし、エアコンなし、そして狭いとか。ホテルの設備をチェックください。寝るだけと割り切っていたらいいのですが、期待を高めていくと愕然とすることも。観光都市・パリはそれでも普通なのです。そして、ホテルを決める際、地域にもご注意を。治安の悪い地域もあります。比較的そこは料金が安いので決めてしまいがちですが、ご検討のほどを。

あと、英語が通じるフロントなのか分からない場合は、簡単に使いそうなフランス語をメモしていくといい。有名観光ホテルなら普通に英語が通じますので大丈夫。安宿の場合ですね。そして英語が通じたとしても、挨拶やお礼程度でもフランス語を使うと印象がぐっと上がります。

パリの街でも、個人経営的なお店に入る時は Bonjour (ボンジュール)、出る時は Au revoir (オ・ルヴォワール)と挨拶するのがマナー。何かをしてもらった時は、Merci(メルシ)。たまたまパリの人気パン屋さんで、アメリカ人が英語で店員に注文した際、「あなた、挨拶ぐらいフランス語で言えないの!」と注意されて?いたシーンに遭遇した。

どこでもという分けではないですが、挨拶はどこに行っても基本ですよね。日本でも、やっぱり外国の方が「こんにちは」って日本語で話しかけてくれたら嬉しいものです。