DSCF3951_small.jpg

少し寝過ごしてしまい、朝7:30出発。私の巡礼にしては遅いほう。

10月のサンチャゴは7時を過ぎてもまだ夜が明けない。外は暗闇のままだった。今日から3日間、フィステーラまでの巡礼が始まる。本命のサンチャゴへはゴールして一区切りがついたけど、また新たに、第2の巡礼スタートといった感じでワクワクする。海へ向かうルートはまた新鮮でもあった。だけど、朝出発するときの外の暗さにはなんだか不安を感じて落ち着かない。歩きはじめれば次第にエンジンがかかってきて、朝陽と共に調子があがってくる。

それに、昨晩は奇妙な夢を見た…。

目の前にカードがズラッと並べられていた。霊能者らしき人物がいて、1枚のカードをひく。そのカードは、私に憑いている霊のカードだった。自分や他人への何かを断ち切るカードでもあった。「厳しさ」「受け入れ」というキーワードが浮かぶ。そのカードを持った霊能者が、私の体をシュッと切る仕草をした。すると、私に憑いていた?妖怪のような存在の尾がどさっと落ちた。そんな意味深な夢~。

カミーノを巡礼していると、ほんとにリアルな夢を見る。ここには書いていない夢を多々見ました。それはどんな意味かと考えながら過ごすと、すごい気づきがあり驚かされた。カミーノ、恐るべし…。

そんな夢をひきずりながら、ペンションを出て大聖堂とパラドール前を目指す。きっとこの方向だろうと感で小路を進んでみたら迷ってしまった!嘘…。昨日、ぐるりと歩いたのである程度分かったと思っていたけど、見知らぬ光景。朝の市場なんてやっている。皆んな忙しく、巡礼者がウロウロしていても目に入っていない感じ。市場をぬけてずんずん行くと、またペンションの前に戻ってきた!えっ、1周したってこと?ありえない。あまり方向音痴ではない方なので、この体験は新鮮だった。

さて、近道はやめて知っている道から行こう。無事、大聖堂とパラドール前へ着くと、二日前に分かれたSさん達が!まだ暗闇の中、写真を撮っていた。これから列車でマドリードへ行き、日本へ帰国するとのこと。最後のチャンスとばかり、私も一緒になって記念撮影に加わった。

出だしが遅かったのに、いつスタートするのか?まだサンチャゴにとどまっていた。そろそろ進まないと。帰国するSさん達に別れを告げ、ようやくサンチャゴを後に、歩きだした。