朝6:30に起き、まだ薄暗い7:30に出発した。昨日に続き朝はまだ小雨が残っていたが、次第にあがり曇りになったり、晴れたりと天気がころころ変わった。皆んな、ゆっくりめのスタートだが、私の歩くペースが遅いようですぐ追いつかれる。気持ち早めに出て、ちょうどいいぐらい。

トリアカステーラからは、二つのルートに分かれる。右のコースは、鬱蒼と緑が茂る道を歩けて気持ちがいい。しかし、リオカボ峠のアップダウンがある山道で、通る村は小さくバルがないので水や食料を確保していこう。左のルートは、ガリシアの歴史あるサモス修道院を経由するコース。県道を歩いてゆくが、オリビオ川沿いで爽やか。右のルートより距離は4キロ長い。

私はサモス修道院を見たくて、左のコースにした。

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小さな集落で、蔦がびっしりと茂る個人宅の前を通った。あじさいがちょうど咲いていて、美しかった。カミーノを歩いた中でいちばん好きな外観のお家。

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こうした緑のトンネルをくぐって歩いていく。カミーノらしい静かな田舎道。

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野外での排泄禁止の看板…だと思う。いくら山の中といっても、人が住む村なのでその辺りでの排便や排尿は控えましょう。バルやトイレがないので、巡礼者は気をつけないといけない。

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スペインでよく飼われている牛。カミーノは巡礼者だけの道ではない。家畜が通る道にもなっている。

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モダンな屋根のデザインが印象的だった。平たく、横に長い建物。

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生命力あふれる木からエネルギーをいただく。よし、まだまだ歩くぞ!

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サンクリストボ、レンチェ、レアルといった小さな村々を抜けて、サモスへ出てきた。

こうして、カミーノ巡礼もついに30日目となった。今日は、トリアカステーラからサリアまでの行程。サリアに着けば、サンチャゴまで残り100キロ。いよいよ先が見えてきて、ゴールに着く嬉しさよりも、最近は少し寂しさを感じながら歩いているのでした。