アストルガのホテルで一息。明日から、カミーノの三大難所と言われるイラゴ峠越がまちかまえている。昨晩から、右背中がヒクヒクと痙攣している…。重いザックを毎日背負ってきたから疲労しているのだろうか、こんな症状もあるんだ。

持参していた、doteraのディープブルークリームを塗り込んだ。もうこれ最高なんですよ!痙攣、腰の痛み、関節痛、筋肉痛などの痛みや不快感を和らげる優れもの。ウィンターグリーン、カンファー(ショウノウ)、ペパーミント、ブルータンジー、ブルーカモミール、ヘリクリサム、オスマンタス(キンモクセイ)のブレンドがよく効く。実際、次の日には痙攣がなくなっていた。

そろそろ出掛けようか、今日は日曜日なので町の店は休みが多い。買い物が目当てではないのでそれほど問題ないが、賑やかな町を満喫するには日曜に当たらないよう計画するのがおススメ。

さて、一通り、町をぐるっと歩いてみた。こじんまりとしているのですぐに歩けてしまう。アルトルガ大聖堂では、ちょうどミサを行っていて凄く人が集まっていた。堂内も広いのだが、後ろからモニター中継で祭壇の儀式を見るほど。あまり中を周れなかったので早々に出た。

DSCF3380_small.jpg

ピンク色の石の産地でもあるので、教会もほのかにピンク色なのです。

DSCF3383_small.jpg

彫刻の技術が素晴らしい。見惚れます。

DSCF3388_small.jpg

DSCF3389_small.jpg

教会へ射しこむ光のコントラストが好き。

DSCF3396_small.jpg

そして、すぐ近くにある、有名なアントニオ・ガウディ―作のアストルガ司教館。今では巡礼博物館になっている。そういえば、お城のような外観はレオンで見たガウディの建築と通ずるものがある。

ここは、建築を依頼した司祭と、斬新なデザインを勧めるガウディとの意見が合わず、その後、司祭が亡くなってしまい途中でガウディは手を引いたそうです。次に着任した司教はお城のような造りを嫌い、一度も使われることがなかったとのことです。もったいない!

DSCF3414_small.jpg

ガウディ司教館前の広場にあった、彫像。目だけ開けた三角のとんがり帽に長いローブ、腰ひも。KKKばりの姿に驚いた。ちょっと怖い…どういう意味?

DSCF3413_small.jpg

帰国してからも気になり、↑について調べてみました。

するとこれは、「ペニテンテ」と呼ばれる人たちで、キリスト教の悔悟者、懺悔者だそうです。犯した罪を悔いてとんがり帽子の頭巾をかぶって過ごす習慣がある。一説には、同郷人であったキリストを無実の刑から救えなかったナザレの人々の悔悛を表す、ともありました。そうなんだ、勉強になりました。

DSCF3404_small.jpg

アストルガはチョコが有名でもあります。チョコを敷きつめーのショーウィンド。観光なら買って帰りたいけど、先のある巡礼では今はいらないので、また次回。

そこで、昔からの老舗そうなパン屋さんがあった。覗いてみると、地元の人が買いに来て飛ぶように売れている。ちょうど焼き上がりの時間らしい。フルーツやナッツ入りのフランスパンを買ってみた。これこれ、私の好きなパン。カミーノで見かけなかったが、ここで出合えた!しかも、焼き立てがとっても美味しかった。

他のパンもすぐに完売して、売り切れ御免で店を早々に閉めていた。これだけ繁盛したらいいな~。

DSCF3417_small.jpg

スペインのポストは黄色です。ん?あの奥にあるのは…。

DSCF3415_small.jpg

やっぱり!スペイン人が好きなアート像。これまで数々の作品を見てきました。それにしても豊満なお母さんで幸せそう。

さらに、ぺリグリー・グッズを売っている雑貨店に入ってみた。ここでもカミーノのカードが売っている。(このブログで今日の一枚をアップしているカードです) 今まで何度も見かけて、ちょっと惹かれつつも手を出さなかったカード。やはり気になっていたので買うことにしてみた。

会計の時、お店のおじさんがとても親切で、プレゼントに夜ライトに反射する、手首に巻くステッカーをくれた。嬉しい!明るくフレンドリー。クレデンシャルにもスタンプをくれるということで、押してもらった。メッセージ付き。読んでみるとこんな一文が。”カミーノで歩む一歩一歩は、あなたの人生そのもの

ホテルへ戻り、購入したカミーノのカードを見ていたら…、同じカードが2枚あって、1枚足りない!何かこのカードに意味があるのかな?もういいかなと少し思ったが、せっかくなのでまた店へ寄り、商品を換えてもらった。お店のおじさんは快く対応してくれて実に気持ち良かった。他人に対する心が伝わってきて、カミーノで会ったおじさんエンジェルです。わたしも見習おうと改めさせられた。

ここまでのカミーノ。全て上手くいっている。予定、出会う人、宿の確保、タイミング、他もろもろ。有難くって、また神様に感謝する瞬間でもあった。