もう夕方。寝てはみたが、意識が起きていて眠りが浅かった。また風邪薬を飲んで徐々に直していこう。

私も外に出て、ジューンと合流。二人で町をブラブラしつつ、ファーマシーに寄り、ずっと買おうか悩んでいた、膝サポーターをついに買った。歩くと痛いのだから必要だろう。どれぐらい役に立つんだろうか?実際に明日から使ってみないと分からない。24ユーロした。

ジュ―ンも昼間、別のファーマシーでダニ刺されの飲み薬を買いに行ったが、お店の人がぜんぜん分かってくれず買えなかったと嘆いていた。英語が通じなかったのもあったらしい。ジューンはダニの被害があってから、ずっと引きずり意気消沈していた。

※現地の巡礼者に聞いたが、抗生物質の飲み薬があるのでそれを飲んだほうがいいとのこと、これから行かれる方は要チェック!スペイン語の説明もメモしていった方がベスト。

バスか列車で先に行き、ホテルに泊まると言っていたジューンだが、「Chiiが一緒にいるし、もう一度アルベルゲにチャレンジして、またダニにあったら国に帰る」と宣言した。

「美味しいものを食べてテンションも上げよう!」と、気をとりなおして夕食へ。いろんな店を見たが、サーグンはそれほど大きな街でなく、思ったより町は狭かった。通りがかったレストラで、メヌーを注文することにした。8ユーロ。飲み物は付いておらず、ミネラルウォーターを注文したら、小さなペットボトルが1.5ユーロもした。味はいたって普通。外のテラスでは、たえずハエが飛び回っていて、手でよけながらの食事だった。今回は残念ながら、外れ~。

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部屋に戻り、ジューンといろいろ語った。母国でのこと、巡礼のこと、考えていること。私の英語がどれだけ通じたのか疑問だが、けっこう深い話できたので通じたのだろう。アメリカ的な新鮮な発想に触れて、刺激的だった。

夜、ジューンはホテルのランドリーに、頼んでいたクリーニングを引き取りに行った。そして、戻ってきた時には一難去って、また一難だった・・・。

なんと!スポーツブランドの白っぽいジャンパーに、青い洗剤液の後がべったりついてとれなくなっていた。これは酷い!こんなに目立ったらもう着れないと、泣くジューン。お気に入りだったらしい。ホテル側は、ぜんぜん悪びれる様子がなく、謝りの言葉もなかったとのこと。(謝ったら負けって感覚?)さらに、寝袋はまだクリーニングされておらず、水につけたものを絞ってびしょ濡れの状態で渡そうとしてきたという。

えっ、ここって三ツ星だよね?事前にお金も払い済。プロの仕事とは到底思えない・・・。

ジューンはホテルスタッフの誰にも英語が通じないので、昼間出会った近くの商店の英語が話せるオーナーを呼びに行き、通訳してもらったとのこと。商店はすでに閉まっていて入口を叩いて、必死に呼んだらしい。

スペイン語通訳を挟んで話をしても、ジャンパーの件はうやむやにされ、返金もなし。寝袋は乾かせて数時間後の夜中、部屋まで持ってきてくれることになったとのこと。昨夜、ダニ件で眠れなかったジューンは、今夜もクリーニングの件で眠れそうにない。

話を聞いて、日本のような接客や対応は万国共通でないと思い知らされた。ホテルマンって、英語が一通りできて、対応もお客様目線で心得ている、そんなイメージがあるのだが・・・。

極めつけ、ジューンは、ホテル向いにあるアルベルゲに助けを求めたが、なんと、アルベルゲのオーナーがこのホテルのオーナーでもあったらしい!!

いい事も、そうでない事も、重なる時に重なるというが、今がそういう時という感じがすごくした。