フロミスタから20.5キロ歩き、カリオン・デ・ロス・コンデスへ到着した。

時計を見ると、えっ、まだ朝10時ですか・・・。早く着いた。まだ時間的はあるが、次の村まで16キロ。それはちょっと遠い。適度な所に泊れる村がない!

こういうパターンがたまにある。次まで行きたいのだけど、地図を見ると延々と山道で適度な場所に村がないというパターン。その場合、今日はここでストップ。でも、アルベルゲの受付が13時から、3時間もあるんだけど・・・。小さな田舎村なので行くところもたいしてない。そんな場合は、バルでお茶しかない。

昨夜の夜風から、やはり風邪をひいてしまって、少し体調が悪い。歩くことで誤魔化していたが、着いたとたん疲れが出てきた。とにかく休もう。バス停近くのバルでコーヒーを頼んだ。すると、テラス席にジューンがいた。早い、私より早く着いていたんだ!ジューンに声をかけて一緒にお茶をした。

「ちょっと風邪をひいてしまって」と話したら、ジューンが「私なんて、もう最悪なのよ~!」と感情をあらわにした。どうしたのか聞くと、昨夜のアルベルゲで割り当てられたベットにダニがいたらしく、腕、背中、首の辺りに噛まれた跡がたくさん残っていると、見せてくれた。わぁ、真っ赤になってこれはひどい!

ジューンのベットは、2段ベットの上だった私と違い、窓の傍のシングルベットで気持ちよさそうで羨ましいと思っていた場所だ。なのに、そこで!?夜中、ダニに噛まれたことに気づき、そのまま眠れず、まだ皆んなが寝ている間に出発したとのこと。

お互いに体調が思わしくなく、テンションが下がっていた。そこでジューンが、「こんな状態だから、今晩はアルベルゲは嫌なの。次の大きめの町へタクシーで行って、ホテルに泊まろうと思うのだけど・・・。大きめの薬局にも行きたいし」「Chiiも風邪だし、一緒に行って部屋をシェアしない?」と声掛けてくれた。

実は熱っぽくて、体がだるくなっていた。それもいいかもしれない。落ち込んでいるジューンを一人にするのも気になる。当初は、全て歩くのがベストと思っていたが、カミーノを歩いて実はそうでないのを知った。カミーノのドラマは、神の流れ。流れに乗ってみよう。

そこで、タクシーをひろって、次にある大きめの町・サーグンへ行くことにした。

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