オンタナスを出発して、フロミスタへ。この間、34.6キロも歩けた。

左膝は相変わらず痛かったけれど、今日は調子よく歩けた。日本から持参した湿布のおかげ?オンタナス~フロミスタ間では、ただ歩くばかりではなくて、いろいろと見所もあって楽しめた。体の調子がいいと心も元気!数日前とは真逆ね・・・。

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道中見つけた、魔女の風見鶏。カミーノを歩いていると、魔女グッズを見かけることしばしば。

どういう意味なのかなぁと思っていたが、バスクのある地方では魔女は幸運のアイテムで家、お店、銀行、ホテルなどに人形を飾る風習があるらしい。ピレネーの宝くじ売り場には高額当選を祈って魔女人形が。

また、スペイン北部のスガッラムルディ(ZUGARRAMURDI)という小さな村には、数百年前、魔女たちがサバトといわれる集会をしたとされる洞窟が残っている。近くに魔女博物館もある人気の観光地。カミーノ上にないので寄る事はできなかったが、興味深々。スペインには魔女伝説が多数残る。

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途中経過した、カストロへリスの村。右にマンサリーノ(リンゴの樹)のマリア教会、左奥の丘の上に城跡。早朝の牧歌的な空気感が美しかった。

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城跡のアップ。この村を過ぎると、メセタの大地へ入っていく。2時間ぐらいは麦畑以外なにもないので、村で水とパンを買っていく。急な登り坂のある丘を越えていくのでハードな道のり。

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息切れしながら丘を登りきり、頂上で休憩。汗をふき、水を飲む。しんどかった~。

しばらく行くと、道沿いでコーヒーや果物を売るおじさん二人がいた。とくに欲しいものはないのでそのまま通り過ぎようとしたら、「Chii!」と呼びとめる声がした。振り返ると昨日のジューンだった。「あなたもここで少し休んでいけば?」と声をかけてくれたので休憩。

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先ほどのおじさんの店に、コーヒーを買いに行った。するとおじさんが、「ここはドネーションだよ」という。寄付??「果物も好きなのを持っていきなさい」と勧めてくれる。ドネーションに慣れていない私は、凄い、信じられない!と感激。カミーノをサポートしているそうで、心づけでふるまってくれている。美味しそうなオレンジとバナナも渡してくれた。どうもありがとう!

四国遍路でいう、お接待みたいなものだろうか。他でも、ドネーション(寄付)とかかれた台に、果物やお菓子が置かれているのもあった。地域をあげてカミーノを支えてくれているその心が、ありがたくも嬉しかった。

アルベルゲでもドネーションのところがあった。ここで勘違いしてはいけないのは、ドネーションはイコール無料ではない。無料なら無料にするから。中には、なにも払わない人もいるが、こうして運営してくれているお礼を込めて心づけは納めたい。