今日は公共アルベルゲに落ち着いた。驚いたことに、3段ベット!カミーノで最初で最後でした。

長距離を歩いて足ががくがくの巡礼者達。「一番上は嫌だねー」と皆んなで話す。確かに、梯子を上るのはひと苦労。

村に幾つかのアルベルゲがある場合、私設アルベルゲへ泊るか、公共アルベルゲへ泊るかで多少環境は違う。私設の方が広々としていたり、設備が新しかったりするが料金が割高。公共はリーズナブルで節約派にはおススメだが、設備が古く狭いことが多い。

私は村に着いて、行き当ったアルベルゲの入口を見て、雰囲気で決めているので、公共だったり私設だったりまちまち。

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アルバゲルゲで同じ部屋の巡礼者から、「夕方に巡礼ミサがあるから、行ってみたらいいよ」と声をかけられた。カミーノ上の教会では、巡礼者を祝福するミサがしばしば催されているのです。

よし、時間になったら行ってみよう。ここビアナの教会は、またも名前が サンタ・マリア教会 でした。きっとよくある定番の名前なんだろう。

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ミサの儀式。

優しげで真面目そうな司教さまが巡礼への祈りを捧げてくれる。巡礼者は皆、神の代理である司教さまの一言一言に耳を澄まし、熱心なクリスチャンばかりなのだろうか、跪いたり十字をきったり、神聖な儀式が続く・・・。

最後には、司教さまの周りに巡礼者が輪になって、個々に祝福を授けてくれた。

司教さまは、一人一人に、「どこの出身ですか?」「どこの国から来ましたか?」と声をかけ、
額上で祝福の仕草をしてくれる。

そろそろ、私の番が来た。

すると、司教さまは質問ではなく、「う~ん、あなたは南アフリカからですか?」と
おっしゃった! えぇぇーーー!!南アフリカ?

(かなりショックでガーン)
そんなに日焼けしてる? 確かに焼けたが・・・。
グレーのスポーティーなジャンバーを着てるから?←勝手な偏見。
教会って薄暗いからそう見えた?

いろんな理由が頭を駆け巡る。何故に・・・。

「いえ、日本です」(キッパリと)  「あぁ、日本ね」(やわらかく)
短いやり取りがあり、祝福。

巡礼者の私にとって、司教さまの言葉は重かった。

単純に、南アフリカ=黒人(私の固定観念)を思い浮かべたが、冷静に考えると、白人の方も多い地域。どういう意図でおっしゃったのか分からない。単にそう見えたのか、司教ジョークだったのか(どう見ても真剣だったけど・・・)

同じアジア人として、韓国人や中国人に間違われるなら分かるけど、思ってもみない、南アフリカと言われて、そんなに日焼けしたのかと思い込み、このショックは私の中で数日尾を引いたのだった(笑)

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