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アルベルゲで誰かが起き出す音。暗がりの中、時計を見るとAM4:45。めっちゃ早い!

共同部屋なので他の人が寝ている場合、できる限り物音を立てないのがルール。それでもやはり分かってしまうが。6人部屋から3人がもう出て行く。AM5:00スタート組?もう一眠りしようと思ったが、ガサゴソする音と人の気配で目が覚めたので起きた。眠りが浅かったのか、また夢を見た。

本日、AM5:30スタート。巡礼での朝の準備はそんなに時間がかからない。顔を洗って身支度をして、いざ出発。時間が早いので朝ご飯はまだ食べない。人にもよるが、数時間しばらく歩いて適当なカフェがあったら休憩がてら入って、コーヒーと何かを注文するのが日常。

昨日のスタートはAM7:00を過ぎていたので、今日は取り戻すかのように時間が早い。流れに乗っていこう。まだ辺りは真っ暗で星が美しく輝いている。昨日の王妃の橋を越え、ライトを点灯して真っ暗な山道へと入っていく。

暗がりの中を一人で歩いていくには慣れた。というか、もともと暗がりに怖さを感じないタイプ。カミーノでは街灯の無いまっくらな道を行くことがあるが、一人での暗闇の怖さよりも、こっちの道で合ってるよね?と間違った道を歩いてないかの不安のほうがある。変な方向へ行ってしまってまた戻るのは嫌だから。

日本から持ってきたライトは、かなり遠くまで照らす威力がある200ビームのライト。明るさが強くなるほど重量があって荷物になるのは分かっていたけど、軽量のものを見つけることができて優れもの。

軽くするために足元を照らすだけのものでもいいとの情報もあったけど、カミーノでは暗闇で道の先を確認したり、方向のサインを捜したりと灯りが必要な場面が幾度もあるので、これを持っていって本当に良かった。

今からちょっとした峠を越える。黙々と歩いていると、後ろから男女の二人が。父と娘のよう。最初は気にしていなかったが、なんだか・・・ゆっくり歩いている私の後ろに常にいる。気のせい? どうやら暗がりの中、二人はライトを持っていなくて!後をついて、私のライトの灯り頼りにしているよう。こんなに暗いのに持ってきていないなんて、信じられない!!

そんなオーラを感じとったゆっくりペースの私は、私よりペースが早そうな二人の前を歩くはめになり、ペースダウンしずらくなって非常に歩きにくい!ただ暗黙のうちに利用されているだけなのだが(笑)、遅いと悪いかなと思っていつもよりペースをあげて歩いていたらダウンしてしまった。止まって休みたい・・・。

前方にライトを持っている別の人がいる、よし、あの人に頼ってもらおう。その人になるべく近づき、お先にどうぞと道の脇へどいた。すれ違いざま、娘さんから「あなたのライトの明るさ、素晴らしいわ。ありがとう」とお褒めの言葉をかけられた。やっぱりそうだったのですね(笑)

なんか人を気にしすぎて、どっと疲れたのだった・・・。