行程800キロもあるカミーノでは、幾つもの町や村を通りぬけていく。今日はその一つでもあるプエンテ・ラ・レイナへ着いた。

ここは人口3000人弱と小さいが、町の入り口に佇む巡礼者像の足元には、「ここから全ての道はひとつになり、サンティアゴへ向かう」と刻まれているほど重要な地点。この町はフランスからの巡礼道とアラゴンからの道が合流するポイントでもある。

パンプローナ―から24キロ。まだまだしんどいけれど、20キロぐらいは当たり前に思えてきた。普通の感覚。というかそれぐらい歩かないと終わらない!! 全800キロですよー。

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町の街道を歩き続けると、ナバーラ王サンチョ3世の妃が尽力したという「王妃の橋」がある。橋も巡礼路にもなっていて、巡礼者は必ず通る有名な橋です。町の名前、プエンテ・ラ・レイナは王妃の橋という意味。

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中世の時代、川をそのまま渡るには危険だった為、王妃の慈悲により11世紀半ばに建設された。アルガ川にかかる優美な曲線の橋は、現在でも重宝されていて巡礼者を守っています。明日の朝にはこの橋から町を出てまた巡礼が始まる。

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町のメイン通りは、マヨール通りという。アルベルゲに荷物を置いて散策していると、いろんな町並みに出会う。この町では素朴な飾りを見つけ可愛いかった。こんなあしらい好きだな~。

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こちらも扉自体凝っているが、ドアノックの手のデザインがキュート!

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12世紀半ばから14世紀までテンプル騎士団によって巡礼者が受け入れられてきたプエンテ・ラ・レイナ。巡礼者にとって、キリスト磔刑教会、サンチャゴ教会という興味深い施設も見逃せない。

こじんまりしているけれど、古い石畳やアーチといった中世の面影が残る町並みにのんびり落ち着けたひと時でした。