カミーノでの一日は、その日、目的地へ着いたらなにをおいても宿探しだ。

基本はアルベルゲを探してベッドを確保する。満室だと別のアルベルゲを探さなければならない。ベッドの数が限られているので、どのアルベルゲにも空きがなければホテルへ行くしかない。毎日必要な宿、ホテルばかりだとお金がかかってしまうし、日によってはホテルも満室でどこも泊るところがない!!という目に合う人もいる。

カミーノでは、何日にどこの街に着くのかは、歩くペースやコンディションによるので予想がつかない。だから、当日の確保となる。私はカミーノで全て宿を確保できたので問題なかったが、到着が遅い人の中には夜になってもまだ見つからないと焦っている巡礼者をみかけることもあった。

さて、パンプローナのアルベルゲ。受付でスタンプを押してもらうと「宿泊も?」と聞かれる。そこで、「今晩はオスタルに泊りたいと思っているのですが、手頃な宿はありますか?」と聞いてみた。「それなら、この通りに行ってみたらいいわよ」と、幾つかの名前を地図に書いて場所をマークしてくれた。

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街の中心にある広場・Plaza del Castilloを横切る。

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路地や公園、広場を抜けて、教えてもらったサン・ニコラス通りへ。初めてのスペインの大きな街が新鮮!街歩きも楽しい。後でゆっくり周ってみよう。

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初めにあたってみたオスタルは閉まっていた。ブザーを鳴らしたが反応なし。宿に落ち着くまで安らげない~と、ちょっと気持ちが焦る!

すぐ向かいの2軒目へ。そこは1階がバー(バル?)。よくある形なのだが、スペインはじめてのオスタル探しにちょっと緊張ぎみ・・・。横の階段を上り、レセプションへ。

宿を決める際、宿泊料金を聞き、「部屋を見せてもらえますか?」と事前に検討できる。部屋が気に入らなかったら、部屋を変えてもらうなり、料金を交渉したり、泊るのを止めて次を探す。飛び込みで行って、いろんなオスタルやホテルを見るのは結構楽しかった。

ここでまず見せてもらったのが、バスは共同のシングルルーム。うっ、狭い!!窓がない!!ほんと寝るだけの利用スペース。まるでお仕置き部屋みたいな空間に2泊は無理~! 

次に、ツインルーム。スペインでは基本ツインが多く、一人でも1室分の値段。二人の方がお得だが一人巡礼なので仕方がない。ベットが二つあり、バス・トイレ付のシンプルな部屋。小さなベランダもあり、洗濯ができる!値段も手ごろでここに決めた。

巡礼者の利用が多いのか、ホテルの階段でザックを背負った人達とよくすれ違った。

荷物をおろしてシャワーを浴び、洗濯。そして足のケア。共同部屋のアルベルゲとは違うプライベートな空間にリラックスできる。階段を上ってくるとき、足があがらずつまずきそうに。膝を曲げると痛んだ。少し休もう・・・。

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このオスタルでは1階のバーで朝食が付いていた。普段の巡礼の朝では出発が早いのでいただくことができないが、2泊したので1日目はゆっくりすることができた。

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カフェ・コン・レチェとパン。スペインの朝食はどこも軽め。コーヒーとパンを少しというイメージ。トーストでも日本の厚さ半分ほどの小サイズ。その代わり、夜にたくさん食べるために軽くしているという話も。

慣れない異文化の中での巡礼。新しい環境に好奇心がつきなくて、ちょっとした事でも感激。

人生に例えられるカミーノを歩いて4日目。だとしたら、初めて知ることが多いまだ幼児期の私といったところだ。

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