パンプローナまであと10キロという手前にある、サバルディカの村。8世帯と聖心会の修道院とで29人が住んでいるそうで、家々の玄関は17、18世紀のアーチ状の典型的な様式を引き継いで、現在に至っている。

村には聖ステファノ教会という、こぢんまりとした感じのいい教会があった。巡礼中、気になる建物や教会、お店等があったら寄ってみよう。また戻ることなんてないのだから後悔のないように。

ここへ寄るには二手の道に分かれているので、右手の車道を渡って小高い丘を登る道を選ばないと行きつけない。左の道を選んだ巡礼者は別のルートへ。結局は合流するのだが、どちらを選んだかで見る風景、出会う人が変わるのが面白い。巡礼は一期一会の出会いの場です。

私は右手のルートへ。ちょっとした丘を登るにも、これまでの疲れが溜まっていて上りに「うそ~」と思いながらひたすら登る。すると頂上に古い教会が現れた。

教会の入口にはおばあさんが居て、各国の言葉のチラシを配っている。日本語もあった。自由に入って見てみてと、手招きされて入ってみる。他に、数人の巡礼者がいて、巡礼手帳にスタンプをもらえた。

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ここ聖ステファノ教会は、13世紀のロマネスク様式の教会です。
カミーノへ来てから二つ目の教会。

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小窓から木漏れ日が入る。石造りの様がヨーロッパらしい。

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目が回りそうなスロープの階段。ここを登ると鐘閣がある。

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大きさの違う二つの鐘。

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反対側は、昔ながらの壁とはしごが。

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この向こうが、目的地のパンプローナ。


若い男性二人の巡礼者がいて、「君も鐘を鳴らしてみたらいいよ」と譲ってくれた。
音の違う二つの鐘。村に響き渡る・・・体にまで染み渡る音が心地いい。
巡礼への祈りも行え、素敵な教会へ行けたな~と思い、一息つけた。

こういうちょっとした風景も出会い。大切にして歩きたい。