昨日は、オルリー空港近くのイビスホテルに前泊。今日は巡礼スタートの村・サンジャン・ピ・エド・ポーまで行き、カミーノを歩く初日。だけど、ほぼ移動についやされるいち日でもあった。まずは、飛行機でパリからビアリッツまで飛ぶ。

早朝6:55発なので朝5:00にはホテルを出て、暗闇の中、空港へ向かった。寝坊しないよう気をつけ、早め早めの行動。何があるか分からないから、乗り遅れないように。気がぬけなかったが、その考えは大正解だった!オルリー空港の利用は初めてで、ホテルからのバス停と搭乗ゲートまでが思っていたよりも遠く、移動に時間がかかった。利用便の搭乗ゲートまで、建物から建物へこんなに歩くとは・・・。早めに行動してちょうどいいぐらいだった。

これからフライトは1時間15分。エアーフランスの格安チケットを1万円ほどで日本で購入していた。TGVと同じくらいの料金なのに、所要時間が格段に早いのがGood! のんびり行きたい方は列車がおススメだけど、私は早くスタート地点に行きたかった。

オルリー空港でまた荷物の梱包にぶちあたるが、もう学んでいるので大丈夫。今度は二重三重に頑丈にしようと心していたら、エアーフランスカウンターで、「そんな必要はないわ。この袋を使って。この方がeasyでしょ」と無料でエアーフランス製の大きな透明袋を手渡してくれた(涙)

なんて有難い!!爪を立ててもなかなか破れそうもない頑丈な素材で、大きなスーツケースも入るようなかなり大きめのビニール袋。これは貴重~!

(帰りの便でも使うために持っておこうと、かさばっても必要!と、1ヶ月半ほどご丁寧にザックへ折りたたんで入れていた。1グラムの重さが命取りの巡礼、少しのかさばりが明暗を分ける巡礼なのに。しかし、世界はそんな苦労もつゆ知らず、パリ~関空の帰りのカウンターではどっさり同じ袋が無料で用意されていて、愕然・・・。行きのカウンターではないって言われたのに!)

とにもかくにも、ビアリッツへフライト♪

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窓側の席から、下界をのぞくと・・・。これって岩場?えっ、こんなところを登って歩くんじゃないよね?カミーノをまだ知らないわたしは戦々恐々に・・・。

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次第に雲が晴れ、あの脳みそのような岩場は、実は雲の塊だったと気づいた!かなりの勘違い(見間違い)でした(笑) 良かった~。でもけっこう長い時間、岩場を登っている自分を想像してたわ(汗)

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まだまだ移動は続きます。8:10ビアリッツ空港着、飛行機の次はバスに乗り換え、バイヨンヌ駅へ移動。乗り換えの連続だ~。

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バイヨンヌ駅で周辺でやっと、巡礼者らしき人たちと出会う。仲間を見つけたようで、なんだかほっとする。ほとんど白人の方たちばかりだが、アジア人男性が1名。韓国の若い男性。グループの人、1人の人とさまざま。私はサンジャン・ピエ・ド・ポーをスタート地点に選んでいるけれど、もっと手前のここバイヨンヌや、パリから歩いている巡礼者も多いので、道を一歩一歩ひたすら歩いている巡礼者たちを見た。

バイヨンヌ駅から、サンジャン・ピエ・ド・ポー駅へ到着。ゆったり流れる川や、いきいきと生える木々、牧歌的な村の風景が美しかったが、途中、車内では疲れてウトウトしていた。今日も朝が早かったから。

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こぢんまりとした小さなサンジャン・ピエ・ド・ポー駅。

映画で何度か見た駅舎の景色。これでやっとスタート地点に立ったんだと実感。電車からは同じく巡礼者たちが大きなザックを背負って、ぞくぞくと下車。皆一様に巡礼事務所を目指す。わたしも混む前にと足早に歩く。

巡礼事務所では、日本で予め購入しておいた日本版の巡礼手帳にスタンプを押してもらい、ほっと一息。事務所の年配の女性スタッフから、「日本から来たのね、素晴らしいわ、頑張ってね」と歓迎の言葉をいただく。もう巡礼は始まっている。

今日はこれからピレネー山脈を登るのです。またも長い一日。カミーノは濃い。