空港内へ戻り、informationで尋ねる。

「機内で無くしものをしたんですけど、どこに行けばいいですか??」窓口の女性が聞く、「利用航空会社はどこ?」「大韓航空です」と答えるわたし。「じゃ、エールフランスとの共同便ね。エールフランスの専用カウンターがこの上にあるから行くといいわ」「どうもありがとう!」

エールフランスが関る便で良かった!もう夜になってくるし、チェックインカウンターも閉まっているところが多い。異国の航空会社ならややこしかったかもしれない。「じゃ、もう遅いから明日また来て」なんて言われでもしたら、明日からのホテル、移動の飛行機が全部パーに。ホテルや航空券の支払を済ませている。きっとデジカメの方を諦めざるをえないだろう。写真が撮れない旅なんてありえない。カミーノは山の中や田舎が多い、デジカメが買える店も少ないだろう。地方だと高そうだし。いろいろ考えると、エールフランス繋がりだったとは不幸中の幸いかも。

窓口のカウンターを探しあて、事情を説明して問い合わせるも、担当者が席を外していて30分後に戻るとのこと。えー!時間はもう19時をまわる。なんて日なんだろう…と愕然としながら、近くのベンチでひたすら待つ。

その後、戻った担当の方が大韓航空スタッフに連絡をとってくれた。電話で「それは何色?」「どこのメーカー?」と、デジカメを確認される。そうよね、持ち主かどうかチェックは必要。「ピンクで、メーカーはえっと・・・」なんか疲れていて細かい質問に即答できないが、この必死な声は本物だと通じたよう。

「大韓航空スタッフが持ってきてくれるので、待ってね」といわれまたボーと待つ。疲れた・・・。しばらくすると、小柄だけど芯がしっかりしてそうな女性スタッフが現れ、パスポートを確認の上、やっと返却してもらえた。感謝の気持ちを伝えるジェスチャー。両手をあわせて日本語で「ありがとうございます」と拝むわたし。伝わった?

「いい旅を~」と見送られ、もう21:00前。ここから暗い中、やっとオルリー空港へ移動。時差ボケのまま、長~い一日となった。テンションの高低差がすごい。

今日はたくさんの人に助けられた。一人で珍道中すぎる・・・と一瞬落ち込むも、“どんな事があっても、最後はなんとかなる”と、言葉がわきおこった。