快適な空の旅を過ごし、パリ・シャルルドゴール空港に到着。

何事もうまくいって楽しい気分~♪ 充実感たっぷりで、神様へ心から感謝!(今、日記を読み返しても、そんなハッピー全開な気分が綴られている) しかし!人生のバランスを取るためには、きっと逆の展開がやって来るのでしょうね…。

空港の荷物受け取り場所へ行った際。しばらく待って、梱包用の白いゴミ袋にくるまれたザックが流れてきたのでピックアップ。案の定、甘い梱包のため袋はボロボロに穴があいていた・・・。強力がうたい文句のゴミ袋だったけど、投げて運ばれることもある機内荷物には不向きかも。しかも1枚くるみなんて、ゆるゆる過ぎて梱包になってない。

ボロボロになった梱包ゴミ袋を引きちぎり、ザックを出して、背負おうとした瞬間、「んっ?トレッキングポール(ストック)は!?」ザックに固定していたトレッキングポールがない!!紛失?盗まれた?どうやら、ザックから外れ、甘い梱包の袋からスルリと出てしまったらしい!!

慌てて近くで見回っていた大韓航空スタッフ男性に事情を説明。無線で飛行機の荷物倉庫スタッフに確認をとってもらったが、なかなか見つからない。

時間ばかりが過ぎ、もう荷物受取所には誰もいなくなった状態。わたしと男性スタッフのみが取り残されていた。しかも、荷物はなくなりベルトコンベアーも止まった状態。見つけるにはちょっと厳しそうな雰囲気に、きまずい空気が流れる・・・。

1時間近く経ったかもしれない。この長い待ち時間の中で、自分の気持ちに気づく。「無かったらなかったでいいや」 あれ?わたしあんまり執着してない、というか、開きなおっている!! 
(後日、カミーノを歩いてこの体験をふと思いかえした時、「トレッキングポールが無いなんて考えられない!」とつぶやいていた。それぐらい、歩き続けるという事はしんどかった。出てこなかったら現地購入していただろう)

すると特に連絡もなく、荷物搬送口からトレッキングポールが突然ガラガラと流れてきた!わたしの!!どこかにあったらしい。この落ち着かない空気に区切りがつき、二人でほっとした。男性スタッフの方には「次は、荷物とは別に預けてくださいね」と、何度も強くアドバイスされた。「分かりました、すみません。本当にありがとうございました!」と感謝とお礼を述べて別れた。(ほんとご迷惑をおかけいたしました)

この事で、かなり時間をロスしてしまったーーー。この日は翌日の早朝に利用する、オルリー空港近くのホテルに滞在。なので、シャルル・ド・ゴール空港からオルリー空港まで、1時間ほど空港バスで移動する予定。急ぎ足でバス停へ向かう。ちょうどバスは行ってしまったところのようで、次の便を待つ。もう夕日が沈む、夕刻。本当ならホテルに着いて休憩しているころなんだけど。

そういえば、日本の早朝での朝日に続く、太陽。これは記念撮影せねばとデジカメをさがす。えっ?無い!! 何度もカバンをさぐる。はっと記憶がよみがえった。機内で写真を撮って上着のポケットに入れたのだが、ポケットが浅くて落ちやすいから後でカバンに入れなきゃと思ったままだった・・・。

私としたことが!テンションが高すぎて、注意力が低下していたみたい。日本ではめったに忘れ物をしないタイプなのに、カミーノのスタートから一体なに?

確実に、機内で落としいてきた!うわぁ~また大韓航空。窓口があの男性スタッフの方だったらどうしよう。呆れられてしまう。そんな思いのまま、またもや空港へ逆戻り。ダッシュー(泣)一難去って、また一難!

それにしても、シャトルバスにまだ乗ってなくて良かった。戻るのも大変だけど、諦めてどこかでデジカメを買い直すなんて凹んでしまうもの。